社会人から特別免許状で教員を目指すブログ

社会人から特別免許状取得により高校教員を目指すブログです。情報が少ないので自分が調べたり体験した内容を記載しています

内定後の動き2

・特別免許状申請

 以前の記事に書きましたが、以下の流れで申請を行いました。

 申請用書類作成(10月) → 授与協議委員会(12月) → 合否決定(2月)

 申請書類は、履歴書、自己推薦書、研究概要等です。書類提出後の授与協議委員会に出席して面接する必要はないようです(必要書類や面接有無は自治体によって違うかもしれません)。

 

 履歴書や自己推薦書、研究概要等は自分で作成し、一度教育委員会の担当者とオンライン会議で内容について確認を行いました。自己推薦書は、教員採用試験の願書で似たような文書を作成したので、それを流用しました。研究概要は会社で行っていた研究を記載しました(公開済み論文等公知のものを使用)。専門的な文章よりは平易な文章の方が良いとのことでした。

 

 その後、教育委員会の担当者が授与協議委員会へ出席し、委員(大学教授等)で協議が行われたようです。私は出席せず、後で感触を担当者から聞きました。2月に合格の通知があり、特別免許状の授与申請を行いました。授与日は4/1になるそうで、勤務校で受け取るようです。必要なものは、以下の通りです。

・申請書(要収入証紙5090円)

・人物に関する証明書

 →私の場合は、非常勤講師で勤務中の高校の校長先生に記入頂きました。この時点で会社に在籍中の場合は、おそらく必要ないと思われます(他の特別免許状先生談)。

・身体に関する証明書 →医療機関で取得必要(聴力、視力、所見のみ)

・修了証明書

 

 ちょっと面倒なのが、身体に関する証明書です。私の場合、健診関係は以下のものが必要でした。

①臨時免許状申請時(11月頃) → 聴力、視力、所見

②非常勤講師採用時(11月頃) → X線

③採用前健康診断(1月頃)    → 採血等一通りの検診 ※これだけ無料

④特別免許状申請時(2月頃)   → 聴力、視力、所見

 健康診断結果は半年有効なので、1回の検診で使い回すこともできますが、当然知らなかったため、都度健康診断を受ける必要があり、無駄に診断料(4000円くらい)や時間が必要になりました。

 私のように、非常勤講師として働く場合には、臨時免許状取得時に、特別免許状用の診断書も併せてもらっておくといいと思います。また、企業でまだ働いている場合でも、採用前健康診断の結果を2部出してもらう等しておくと、特別免許状申請の際に楽だと思います。(この辺のタイミングや必要な健診項目は自治体によると思います)

 

 更に面倒だったのが修了(卒業)証明書です。

・臨時免許状授与確認・申請(修了証明書+成績証明書)

・内定後提出書類

・特別免許状申請

(・私立高校の採用試験の応募にも必要)

に必要となり、これも都度出身大学へ請求することになり面倒でした。公立の採用試験の応募の段階ではいらなかったと思いますが、5枚ぐらい一気にもらっておくことをおすすめします。

 

・赴任校決定

 今年の場合は、3/23に連絡があるようです。その後4/1までの間に、「全員出校日」みたいなのがあるらしく、新規採用者、異動者含め、新年度の先生が全員赴任校に揃う日のようです。

 ちなみに、現職の先生の異動も大体同じ時期まで分からないそうです。新年度の担任や分掌の割り振りは、学校によりますが、4月に発表されるところもあるらしく、引継ぎとかどうしてるのか気になるところです。

 

・その他(ちょっと面倒に思うこと)

 今回面倒なことばかり書いている気がしますが、内定後の採用関係の書類はほとんど紙で郵送されるのですが、返送時に毎回、返信用封筒+切手を要求されます。元が税金なのでお金の使い方にシビアなのかもしれませんが、それくらいは必要経費でいいのでは?と思わなくもないです。送られてくる書類もA4数枚とかなので、いっそメールで送ってもらって自分で印刷した方がお互いにコストがかからないのではと思ったりします。(特別免許状や臨時免許状の申請関係書類は、全部メールで来るんですよね。今の時代ならこっちをデフォルトにして欲しいものです)